綿箆雑記帳

日常で思ったことの雑記、メンヘラとオタク考察、書評、創作

雑記(そのうち考えるのをやめた)

 

 悩み事があるとよく考えてしまう。あーでもない、こーでもないと。暇な時間、授業中、休憩中、電車に乗っている時。考えていないと不安なのだ。考えないせいでとてつもないミスを犯してしまうのではないか。もっとしっかりと対応を練らなくてはいけないのではないか。うんうん……。いつか快刀乱麻の解決策を思い浮かぶと願って思考に耽る。時間がないと、布団に入ってから眠りにつくまでずっと考えている。あまり眠れない。

 

 失敗があるとよく考えてしまう。あーでもない、こーでもないと。どうしてあんな風にしてしまったのだろう、言ってしまったのだろう。次からは同じことを繰り返したくない。何が必要なんだろう。本当に大丈夫なんだろうか。またミスを犯してしまわないだろうか。挙動不審にならないだろうか。グズグズ考えても不安はあまり薄れない。頭はグルグル回っている。やがて回り疲れて寝る。大した解決策もなく朝が来る。学校だ。

 

 なかば強迫のように、僕は考える、悩むを日常に取り入れてきた。一つのことを延々と考えた。色んなことを同時に悩んで、思考が行ったり来たりした。ぼーっとしているように見えても、僕は必死に思考に潜り込んでいた。それで、生活が上手く行くように思えた。また、精神の安定も手に入れられると思った。

 

 果たして本当だったか。考えて結論が出ない場合も多い。もしくは差し当たりの案で現実に対処する。悩んで悩んで黄金の解答を引き当てた記憶は実のところない。時間を費やした思考の数々が生活を豊かにしていたかは微妙なところだ。思考に持っていかれて、本当にこなさないといけないdutyを疎かにしたことも多々ある。

 

 思考することによって、精神の落ち着かせられたか。答えはNOだ。思考中には、課題や失敗、将来の不透明さに向き合うことになる。辛い事実、記憶に晒される。心は思い切り揺さぶられるのだ。当然、安息なんてある訳ない。それどころか寧ろ不安を強化されたこともある。強迫思考は自傷行為だったのだ。あ ほ く さ。

 

 僕には現在悩ましい課題がいくつかある。なんとか乗り越えたい。不安で不安でしょうがない。来る日が怖い。どうやったら上手く振舞えるだろう。失敗しないで済むだろう。そんな言葉ばかりが、頭の中にいっぱいに飛び回っている。が、今日は現実が少し忙しかったので、あまり考え込む暇がなかった。アワアワと過ごしていると時間は過ぎていった。そして気づいた。忘れていれば別に不安にならない。考えなければ、針むしろに登るような体験はしなくていい。不安に曝されなくてもいい。僕が悩もうが悩ままいが、時間は勝手に進んでしまう。課題は、放っておいても何らかの結末を勝手に迎えるのだ。考え込んでも大したメリットはないのなら無視しておけばいいのだ。無視。何かに到達した気がした。

 

 勿論、考えることは無駄ではない。難題に無策で臨むよりはアイデアがあったほうがいい。失敗をきちんと反芻し自らに取り込むのは大いに意味がある。問題は、それが考えて意味のある課題なのかどうかである。思考しても自分に結論が出せないような状況なら無駄に深々と考えこんで傷つく意味はない。頭の中を整理したいから思考したいにしても、その思考で更にゴチャゴチャになるだけだ。整理したいなら文に落とした方がいかに効率的だろうか。

 

 考えたって悩んだってしょうがないのだ。無視、無視!!!!

 

 と言ったそばから、寧ろこれを書いたせいか。胸で不安が起きあがって、自分の今後について考え直せ、と騒いでいる。あー、しんどい。