雑記 ポテトチップス・トラップ
ポテトチップスが食べたい。
午後6時ぐらいに晩御飯を食べてしまうと、夜中にどうしてもお腹が空く。
無性にポテチが食べたくなる。
あの袋の中に幸せが詰まっているような気がする。食べたら金色の満足感に浸れるような気がする。
幸か不幸か、キッチンの棚にカルビーのコンソメパンチが入っている。しかも一番手前だ。この前ヤンジャン読むついでに買ったやつだ。
どうしよう。
ポテチを食べるか食べないか、これはもう重大な議題である。
コンソメパンチの袋を開けてしまえば、抑えきれない小腹の欲求は立ち消える。
あとは綺麗に歯を磨いて満腹感に浸ったまま寝るだけだ。
しかし、そう簡単ではないことを僕は知っている。幾度も欲望に負けて、深夜にポテチを空にしてきたからだ。
正直、ポテチは食べた後かなり後悔する。
食べたら太るとかそんなチャチな話ではない。
ポテチを食べていくと、小腹の欲求は右肩下がりに落ちていき、代わりに胃もたれが右肩上がりに現れてくる。
一次方程式の直線が二つだ。
食べれば食べるほど食欲は抑えられて胃の不快感が上昇する。
最後までポテチを食べきると、食欲なんてとうに立ち消えて、胃もたれだけが残る。満腹感を消化管の不快感が邪魔する有様だ。
なら、小腹の欲求と胃もたれが等しくなるタイミングで食べるのをやめればよいのでは、という主張もあるだろう。
そんなことができるなら何事も苦労しない。
ポテチの塩気と油分にすっかりやられてしまった脳は、たとえ胃がもたれようとなんだろうと最後の一切れまで自動でそれを口に運び続ける。
満足したから台所用クリップで閉じて残りは保存なんて芸当はできないのだ。
やめられない、とまらない。
正直かっぱえびせんは途中やめることはできるが、塩気のあるポテチは無理だ。
一時の欲求に負けてポテチを食べ始めてしまえば、最終的には胃もたれしか残らない。
そんなことをダラダラ考えている間に半分くらいコンソメパンチを食べてしまった。
そろそろお腹は膨れてきたが、ポテチを掴む手は止まりそうにない。
せいぜい歯磨きだけはしっかりして寝ようと思う。
菓子一つ開けたぐらいと高括りとどのつまりは試験に落ちる
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