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Watabera Miscellaneous Notes

人生やめてません

【医学科】真面目なやつから落ちていく【試験】

 

 ウケ狙い医学科の内情記事シリーズ。



 医学科の試験は真面目なやつが落ちる(もちろん不真面目すぎるやつも落ちる)

 

 

真面目は悪手?


  医学科の試験は大抵範囲が膨大である。


 全てを理解して、暗記しようとなると、とてもつもない労力がかかる。


 学年が上がると、そういう科目が2つも3つも重なってくる。


 それら全部を完璧にしようとなると、部活もバイトも趣味も捨てて、勉強に専念するしかない。


 しかし、全部を完璧にしようとしても落ちてしまう場合がある。


 それが、真面目な奴が試験に落ちるパターンである。原因は2つある。

 

 


 まず第一に、全部を完璧にしようとしても、範囲の広さゆえに中途半端な勉強量になってしまい、努力が得点に結びつかず落ちるパターン。

 

 勉強して理解はできても、そのアウトプットができなくては得点には結びつかない。

 

 範囲のすべてを完全に理解しようとすると、どうしてもアウトプットのほうがお手すきになってしまう。

 

 結果、勉強して分かったはずなのに解答用紙は白いまま、なんてことが起こる。

 


  第二に、情報が足りていなかったパターン。

 

 医学科の試験は、全部を理解しようとするより、「出る場所を理解した方が得点に結びつく。

 

 その「出る場所」は、過去問だったり、先輩や同級生の情報から想像しなくてはいけない。

 

 情報をおざなりにして、やたらめったら「真面目に」勉強しても、試験に落ちてしまう。

 

 必死に勉強したのに、試験に出たのは全然違うところで、しかも同級生の多くはそこだけ勉強して合格、とかもあったりする。

 

失敗談

 
 要は、「効率よく」勉強するのが最善手なのである。尤も、なにが最善手なのかは、情報を手に入れないとわからないのだが。

 

 僕にも痛い経験がある。

 

 当時僕は、なかなか難易度の高い科目の試験を前にしていた。

 

 僕は、普段の試験にはあまり事前準備をせずに臨んでいた。しかし、今回ばかりは、と参考書を買うなどしてその科目を理解しようとしていた。

 

 前評判通りにその科目は難しかった。参考書を読んでもなかなか理解できなかったし、過去問にいたっては完全にお手上げだった。

 

 しかし、勉強しつづけるうちに、すこしずつわかってきた。そうすると面白くなり、勉強が進んだ。

 

 最後の準備をしようと、友達と集まって勉強会をした。

 

 その友達も勉強してきたらしく、勉強会は捗った。その科目の内容について深いところまで議論した。

 

 試験当日、出来はまぁまぁといった感触だった。完璧ではないが、アレだけ勉強したし、合格点には達したろう。

 

 そして結果発表の日、僕と友達は揃ってその科目を落としていた。

 

 一瞬目が点になったが、どう見ても僕はその試験を落としていた。

 

 友達とその科目について深く勉強した時間は、合格にはまったく寄与しなかったらしい。もっと過去問を勉強すべきだったようだ。

 

 幸い、再試験で合格することができたが、二度と努力の方向性は間違えまいと思った。

 

おわり

 
 医学科の試験は努力とその方向性が大事だよ。

 

 これから試験が待ってる医学生のみんなは参考にしてね☆

 

 

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