slowly

ワタベラ雑記帳

メンヘラ雑記。生きづらさ考察、創作、本、映画、音楽。

Watabera Miscellaneous Notes

さよなら、鈍い感受性

平成最後の夏の終わりと一緒に世界も終わりにしよう

 

我ながら悪くない提案だと思う。

 

世界が続いて人間が生殖する限り人間の苦しみは消えない。人間は食べなければ生存し生殖できないが、誰かが食事を得たそのときは誰かが食われる瞬間だからだ。

 

タダで済むならボランティアを使うのが上の人間だと、おおよその日本人は気づいただろう。しかし、そのニュースにせっせと火を焚べる人たちは立場が入れ替わったとき自分が同じ判断をしないと言い切れるだろうか。僕は無理だ。

 

みんなで道を譲り合って生きていければいいがそうはいかない。道は狭い。道徳、こころの授業では教えてくれなかったが、カイジの鉄骨を並んで渡るのは不可能だ。

 

世界が続く限り、誰かが苦しむのだ。

 

だから、平成最後の夏の終わりと一緒に世界も終わりにしよう。

 

外国からすれば平成だか平安だか知ったこたないだろうけど、次のオリンピック開催国に免じて許してほしい。

 

平成最後の夏と世界が心中してくれれば、僕らはまた夏物語の主人公になれなかったと嘆かなくても済む。それどころか僕らは巨大な群像劇の登場人物になる。たとえ自分のパートがヒロインが一人も出てこないシナリオだったとしても。

 

全員が夏の虚像に囚われたままこの季節から動けなくなってしまえばいい。

 

常に誰かを食って生きてきた僕らは平成最後の夏に食われて世界を終えるのだ。