綿箆雑記帳

日常で思ったことの雑記、メンヘラとオタク考察、書評、創作

日曜日の晩飯がまずい

 GW最終日である本日もそろそろ終わろうとしている。明日からまた実習の日々が続く。スマホで午後四時を過ぎたのを確認してから憂鬱が深まってきた。ぼんやりとした心の重さがそろそろ峠を迎えようとしている。

 

 今日の晩飯は焼肉だった。連休最終日の贅沢という訳である。タン、カルビ、ハラミ、ホルモン。オードソックスな注文を店員に告げた。やってきた肉たちを網に広げる。最速で焼きあがったタンをタレにつけ、せっかちに口へ放り込む(タンはタレ派、許せ)。美味い。美味いのだが、何かおかしい。求めていた肉の味は期待通りだった。しかし満足感がない。量の問題かと、もう一切れ口に運んでも同じだった。小瓶の練り唐辛子をタレに投与した。そしてタン三枚とカルビ二枚を喉に通した時に気づいた。肉が美味いのは分かるのだが、肉を味わう喜びが湧いてこないのだ。参った。肉を食う満足感、幸福感を得るために店にやってきた。しかし、どうもこのままだと叶いそうにない。いくら肉を食っても幸せになれない。時刻は午後八時すぎ、原因はこれらしい。明日からまた平日だと考えただけなのに、焼肉の悦びすら奪われてしまった。許さんぞ。結局予想より早めに満腹になった。残ったホルモンのくどさに苦戦したのち店を出た。空の暗さがまた濃くなって月曜日が近づいてきていた。

 

 思い返せば、ここ数ヶ月、日曜日の晩御飯を楽しんだ記憶がほぼない。大体頭が重くて気だるげに過ごしていた気がする。贅沢な外食でも変わらない。夕食は楽しいイベントだ。しかし、それと同時に、日曜の夕食は月曜の接近を伝えもする。終わってしまえば、あとは怯えて次の朝を待つだけだ。平日に怯えるあまりに食事を楽しめなくなっていた。あと鉄腕DASHが怖くなった。

 

 実際のところ悩んだところでしょうがないのだ。何をしようが月曜日の朝は来る。それなら、飯の最中に十二時間後を不安に思うより、デザートを何処のコンビニで買うか考えてるほうがよっぽど有意義だ。と、分かっててはいる。分かってはいるが、実行はなかなか難しい。今現在、「日曜の晩飯まずい問題」への解決策は思いつかない。

 

 大体、考え込むとろくなことにならない。コンビニでアイス買ってきて、食べたらさっさと寝る。これがGW最終日、午後十時半の最適解だろう。アイスはいつ食べたって甘くて美味しいのだ。それぐらいは知っている。