slowly

ワタベラ雑記帳

メンヘラ雑記。生きづらさ考察、創作、本、映画、音楽。

Watabera Miscellaneous Notes

さよなら、鈍い感受性

イキりオタクを叩くたび、お前もイキりオタクに一歩近づく

イキる者、そしてそれを叩く者

 「イキりオタク」というワードがある。得意げに自慢話をするも不相応なために滑稽に見えるオタクたちのことである。ネット上では、日々イキりオタクたちが晒されている。


 イキリト構文しかり、#私がキレたらどうなるか、しかり。これらは、自己主張が背丈に見合ってないために非常に滑稽に見える。そのため、現実の鬱憤を晴らすために日夜サンドバッグを探しているネット民には格好の標的となる。そして5chにイキりオタクのツイートが晒される。

 

 

 また、似たような概念として「自分語り」がある。聞かれてもないのに自分のことを嬉々として語るのは、足りない自尊心を満たすための行為なのが丸わかりであり、見苦しい。そしてこれもまたネタにされる。




 これを読んでいる人は、おそらくイキりや自分語りをネタにする側の人間だろう。イキり行為を恥ずかしいと思い、自分は彼らのようなムーブはしないと考えている。しかし、果たしてそうだろうか。あなたもイキりや自分語りをしてしまうのではないだろうか。そして、もしそうだとしたらイキってしまわないように気をつけるべきではないだろうか。

 

 イキっていないと断言できるか?


 まず、イキりオタクは「よし、これからイキるぞ!!」と思ってイキりツイートするかという話である。答えはNoだろう。イキりオタクはイキっている自覚はない。自分語りにしても同じだ。つまり、自分はそんなつもりはなくても、無自覚にイキりツイートをしている可能性がある。だから、自分はイキりオタクじゃないと思っていても必ずしもそうだとは言えない。

 つぎに、あなたの自尊心はおおよそ満たされているだろうか?イキりツイートが不特定多数に対してマウンティングしているように、イキり叩きは特定個人をdisることで自分の優位性を誇示する行為である。(過剰な)イキり叩きをしている時点で自尊心が満たされていない。つまり、イキり叩きをする人にこそイキってしまう素因があると言える。

 さらに、ネットではイキりや自分語りをしていないとしてもリアルではどうだろうか。自分の過去のツイートやレスは別に恥ずかしくない。しかし、面と向かった会話でマウンティングしていないだろうか?イキりオタクも自分語りもネットスラングではあるが、現実の会話のなかで行われたら当然相手は不快だし、自分が誰かにされて鬱陶しかったこともあるだろう。つまり、イキりや自分語りはリアルでも当然badなcommunicationなのである(自分語りはある程度仕方ない?)。ネットでは晒されるが、リアルでは晒されない。それゆえに意識が及ばず、現実の会話ではイキってしまっている可能性がある。

 以上3つより、「イキりオタク」や「自分語り」というネットスラングを知っているような環境にいる時点で、自らもイキりや自分語りをしてしまう可能性があると言える。

 

 

イキり、自分語りは人生を殺す

 ネットでイキってしまうのは、今やかなり危険なムーブである。某千葉県松戸市在住の人ほどの状況になるにはよっぽど頑張らないといけない。しかし、一時的にでも話題性が高まってしまうと特定のリスクは十分あると言える。炎上の危険性は、あなたにも身近なものである。

 またリアルでイキるのも、人生におけて負の要素であると言えるだろう。いつも自慢話ばかりしてくる人と話したいか?いつもこちらの話を遮ってくる人と話したいか?相手が部下か後輩でもない限りNoである(その場合もNoか)。このような人との関わり方は、自分の人生を思うように動かせなくしてしまう。友達はあなたとは話したがらないだろう。異性と距離を縮めるのもまた難しい。大学受験はなんとかなっても就活はそうはいかない。仕事仲間とは上手く意思疎通できないだろう。リアルのイキりもネット同様に碌な結果を招かない。

 つまり、イキりや自分語りは自分のためにこそ抑えるべきなのである。

 という訳で、我々は常に自らのイキりに警戒する必要がある。昔、イキりで晒されたり人間関係で失敗したことがあるなら、なおのこと気をつけるべきだ!

 

 

イキりアラート、してますか?

 

 さて、イキり防止法を考えていかなくてはならない。賢いインターネット識者の皆さんはお分かりの通り、「イキりは無自覚に起こる」のだ。無自覚に発生するものを防止できるのだろうか?しかし、防止とはいかなくとも自分のなかでの規制することは可能である。そこで役に立つのが「イキりアラート」だ。

 

 「イキりアラート」、そのまんま、イキりそうになったら鳴るアラートである。これを自分のなかに設置するのだ。

 

 イキりや自分語りは、自尊心を回復するために行われる。つまり、イキると自尊心が満たされて気持ちがいい。イキりツイートやリアルイキりした経験がある人なら分かるが、イキり言動の前後は謎の高揚感がある。自尊心の傷が癒されるからだ。また、自分語りしすぎて他人を引かせた経験のある人なら分かるはずだが、自分語りしまくってる最中はめちゃくちゃ楽しい。この高揚感をイキりアラートに利用する。

 

 どういうことか。まずはイキりや自分語りに注意を払うところから始める。とすると、自分の滑稽な行為に後から気づくことができる。

 

 つぎに、滑稽な行為に付随してくるあの高揚感を記憶する。自分が言動で失敗する直前にいつもどんな気分になっているのか考える。躁に近い気分が共通しているはずだ。

 

 そして、自分がツイートとしたり話そうとしたりする前に、例の高揚感を感じたら一瞬発言を止める。この機構が「イキりアラート」である。イキりアラートがなった場合、自分が話そうとしている内容や自分が話している内容が、イキりや自分語りになっていないか考える。具体的には、

客観的にみて恥ずかしくないか」

それを聞いて相手は面白いのか」

「自慢話になっていないか」

さっきから自分ばかり話していないか」

今これを話していいタイミングなのか」あたりである。

 

 要はTPOだ。TPOに反するなら、黙っておくか他人の話を聞くほうが、円滑なコミュニケーションを呼ぶ。そしてそれはあなたの人生を滑らかに進めてくれる。

 

 

まとめ


 オタクは、そのつもりがなくても、ネットとリアルともにイキり行為で他人を不快にしがちである。とくに普段イキりオタクを叩いている人ほど、イキってしまうリスクを保有している。なので、イキってしまうときの高揚感を覚えて、発言する前にその高揚感が来たら発言やツイートを自重しよう。その自重があなたのコミュニケーションを良い方向へ導き、あなたの人生もがあとから追ってくるだろう。



みなさま、よきコミュニケーションを!